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名誉館長便り

schedule 2026年6月3日  refresh 2026年6月3日

ここでは、世界の石炭・エネルギー産業事情について当館名誉館長 松井紀久男が独自の視点で解説します。

6月3日更新

この図は世界の石炭生産推移を表し、生産量は一時停滞/減少した時期もあるが、最近は増大の傾向にある。現在90億トンを超える生産の半分近くを中国が生産し、次いでインド、インドネシア、豪州と続いている。欧米は天然ガスや再エネへの転換により石炭消費量は減少しているが、中印の増加がそれを上回っている。今後ともこの傾向は継続して行くものと思われる。

 

この図は石炭の埋蔵量を示している。石炭は地球上に広範囲に賦存しており、2022年度で見ると世界の埋蔵量は約1兆1千億トンで、年間90億トンの生産と仮定すれば、可採年数は120年程度となり、他の化石燃料(石油、天然ガス)よりも2倍以上長い。

 

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